かなりメルカリを利用させてもらってる管理人のhiroです。
メルカリの中で高額のブランド品を出品する上で一番不安なのが返品による偽物へのすり替えですよね。こちらに落ち度があるならば返品は仕方がないとは思いますが、落ち度がない(例:絶対に偽物じゃないのに偽物と言われるなど)返品は困りますよね。
なので今回は、出品時の事前に出来るメルカリのすり替え詐欺対策を考えてみようと思います。
※最後にも書きましたが、今回の方法はあくまでも返品された商品が偽物かを判断する為の方法を考察しております。購入者が詐欺師かどうかは購入時は分かりませんから、その対策は出来るかどうかは疑問に思っています。
まず「NCNR」の記載はNG?!
「すり替え対策で”NCNR”の記載をする」
って方もいるかと思います。しかし、これらの記載はメルカリ上では違反となってしまうのです。
メルカリガイドには以下の記載があります。
記載箇所、投稿箇所にかかわらず、商品に問題があっても返品に応じないという記載をすることを禁止します。違反を確認した場合は取引キャンセル・商品削除・利用制限となる場合があります。
https://www.mercari.com/jp/help_center/article/904/
どのようなものが違反になるかは以下の通りです。
返品不可、ノークレーム (NC)、ノーリターン (NR)、ノーキャンセル (NC)、3N (略語)、商品に問題があっても返品に応じないことを記載しているもの
これらの文言はプロフィール欄であっても商品説明欄であっても記載することはできません。なので、
「購入後はすり替え防止のため、返品不可とします」
こういう文言は使えないという事ですね。
写真を撮りまくるのは?
もちろん写真を発送時などにも沢山撮っておくのも有効ですよね。
ただ実際はそれが証拠になるかというと現代では写真編集で色々いじくれますから、あまり証拠にはならない可能性がありますよね。
(この後紹介する方法も証拠にならない可能性はあるが)
メルカリボックスでこんなの見つけた!
どうやら同じ様な不安を抱かれている方は多い様で、メルカリユーザーの味方の”メルカリボックス“にこんな掲示板を見つけました。
例えば、商品にキズなどを付けないようにファスナー金具等にオリジナルのタグ?を決まった長さの糸で付けておく。
メルカリボックスより抜粋
これを見たときは「なるほど」と思いましたよw
つまり、事前に決まった紐を結んで置き、もし何もなければそのままその紐を挟みで切ってもらう。
こちらに非があって返品に応じる場合はその紐が決まった所に決まった長さで付いている場合のみ応じるってことですね。
ただこれは一見うまい様に見えるんですが実は問題があって、糸や紐って手先の器用な人であれば外せてしまうんですよねw
つまりうまくその紐を外して偽物にすり替えた時に同じ様に結び直せばバレないってことです。
僕は以前ヨットをやっていたのでロープワークをある程度は覚えたのですが、絶対に切らないと外せないというロープワークに未だ出会った事がありませんw
てか、あったら普通に知りたいですw
絶対に破壊しないと外せないものってなんだ?
これを見た後に考えたんですよ。破壊しないと外せないものを…
そしたら意外とみじかにありましたw しかも100円ショップでw
そう、
結束バンドです。
※買うときは安い再利用出来ない方ですよw
まず特定の場所に結束バンドを通し、(切る時に支障のないようピチピチにはせず)
余分の部分を切って
保管する
もし返品で帰ってきたならば、手元にある切った余分の部分と巻いてある部分を当ててみて、(同じ)新品の結束バンドと長さがほとんど変わらないかを判断してみればわかるのではないのでしょうか?
保管期間は大体商品到着後1ヶ月ぐらいですかね?
偽物すり替えでは受け取り評価後の事例もあるみたいなので。
でも購入者がすぐに外してしまうかも…
そうなんです。自分が購入者でもし到着した商品に結束バンドがついていたらすぐ切りますよね?(あれ、僕だけ?w)
その為にも、きちんと連絡する必要があるかと思います。
例えば前もってプロフィール欄や商品説明欄に
ブランド品の偽物へのすり替え防止の為、こちらで決めた結束バンドを決まった長さで結び発送させて頂く場合がございます。もしその結束バンドが有った場合、本物で偽物ではないことが完全にわかるまでそれを切断しないで下さい。もしこちらに不備があって返品をお申し出頂いても、その結束バンドがない場合は対応出来ませんのでご了承下さい。
と記載しておくのも手だと思います。
(僕が考えたものなので自由にコピーしてくださいw)
もしくはきちんと取引メッセージで伝えるとかですかね。
デメリットはなんだろう?
1番のデメリットはずばり
商品が傷付く可能性がある。
これでしょうね。
うまく余分の部分を切断しないと切断面が他の部分を傷つけるかも知れないですもんね。
あとは気を付ければ大丈夫なポイントとしては、
「結束バンドを外すのには破壊しないと外せない場所に付けなければならない」
という点でしょうか?
例えばスニーカーを売って靴紐にその結束バンドを付けたとします。もしその購入者が詐欺師であるならば、一度その靴紐を外してリングの状態を保ったまま返品する偽物に取り付けることが出来ますよね。
それでは意味がないですからw
そもそもこれが有効にならない場合がある?
そもそもこれは「返品された商品が出品した商品に似ていた際にそれが本当に出品したものかを判断する」ものであって、返品されたのが変なゴミだった場合にはなんの効果もないんですよね。
言い換えるとこの方法が有効になるのは「購入者がそれっぽいものを送って来た時のみ」であるってことです。
もし返品時に購入者が売ったものでもなんでもない様なもの(極端な話、クレーンゲームのおもちゃなど)を返品してきたときはそれが本物かどうかなんて判断する必要がないですからw
まとめ
自分でそれっぽいものを考えてみましたが、実際はどうなんですかね?
そもそも論ですが、もし相手が「偽物だから返品させて欲しい」と来た時に自分が「絶対本物」と思うのであれば、どんなに小額だとしても粘った方がいいと思います。メルカリの事務局はどうやら購入者を有利に進めている場合もあるそうですから、きちんと事務局と話し合った方がいいと思います。
もしもっといい対策方法を思い付いたらぜひコメント欄にてご連絡くださいw
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