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ドコモ光が10Gbpsプランを開始!初心者にもわかりやすく説明します!

光回線
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我々ドコモユーザーの味方、ドコモ光にも10Gbpsプランがやって来ました!

今回は出来るだけ詳しくこのプランについて解説していこうと思います。

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そもそも10Gbpsってなんだ??

bpsとは

bpsとは bit per second の略で毎秒あたりにデータを送受信する量(帯域幅)の事を指します。つまりこの数字が大きいほど、1秒当たりのやりとり出来る情報量が多いということになります。

一般的にデータ通信の速度に関してはbit(ビット)、ハードディスクなどデータ容量に関してはByte(バイト)が表記に用いられます。それぞれb(ビット)、B(バイト)と小文字と大文字で区別されるのが一般的です。

B(Byte)とは

同じ”B”なのでよく混同されるのがByteの略称であるBですね。

この単位は時間軸に縛られない量の単位であるということです。

携帯本体のストレージの容量や、携帯電話会社と契約している通信量はこの単位で表されます。(〜GBと表されるもの)

この二つは同じ「量」を表す単位の為書き換える事ができ、

8bit = 1Byteとなりますので、1bit = 0.125Byteとなります。

10Gbpsはどんなもの?

今までフレッツ光やドコモ光などの光回線を使ってきた方は、”1Gbps”の回線を使われてきました。

よく光回線の広告などで「ギガ」と名付けられていたものはこれになります。

どのぐらいの速さかと言うと、先ほどの変換の公式を利用して

1Gbps = 1,000,000,000(10億)bit/s = 125000000(1.25億)B/s

125000000(1.25億)B/s = 125MB/s

よって、1秒間に125MBのデータを転送出来るって事ですね。

(あくまでも理論値で実際はこの半分すら絶対に出ないw)

よってもし10Gbpsの回線にすると理論値が今までの十倍の1250MB/s、つまり、1.25GB/sの速度でネットサーフィンが出来るという事ですね。

でも実際今ので十分何だけどw

まあ、この記事を見ている方はこんな事思っていないと思いますが、現時点では実際十分って感じている人が多いのですw

フレッツ光(ドコモ光の大元)を提供するNTT東日本はこの10倍早い光回線(フレッツ光のプラン名では「フレッツ光クロス」)を提供する背景として以下のように述べています。

昨今、高精細4K・8K映像といった映像コンテンツの高品質化、オンラインゲームやxR(VR,AR,MR)技術を用いた新たな体験の広がり等により、お客さまが大容量データ通信を必要とするサービスをご利用される機会が増加しております。また、2020年度からモバイル事業者による第5世代通信(5G)が本格提供されることにより、モバイル通信の高速化が見込まれることに加え、Wi-Fi 6の登場による家庭内無線LAN環境についても高速化が見込まれるため、固定通信における通信速度の高速化のご要望が増々高まる状況となっております。このような、お客さまからの高速・大容量通信のご要望にお応えすべく、これまでの通信速度最大概ね1Gbpsサービス「フレッツ 光ネクスト」に加え、新たな高速光アクセスサービスとして、本サービスを提供いたします。

ようは「今後5Gが普及してモバイルデータ通信が早くなって、wifi自体も早くなるから便乗したよ」って事ですね。

確かに今現在は今のプランの速度で対応しきれています。ですが、今後陳腐化する可能性はほぼ100%ですので今すぐ変える必要は無いですけど少し検討した方がいいですね。

ドコモ光の10Gbpsプランをチェック

提供内容

提供タイプ内容
単独型
「10ギガ単独タイプ」
最大通信速度10Gbpsの光ブロードバンドサービスのみ
ISP料金一体型
「10ギガ タイプA」
「10ギガ タイプB」
最大通信速度10Gbpsの光ブロードバンドサービスとドコモが提携するISPのインターネット接続サービスをセット

普通みなさんが利用されているタイプは下の「ISP料金一体型」です。上の単独プランは料金は見た目安いですが、実際は自分でプロバイダーと契約しなければならないので結果的に高くつきます。

※ISPとは

ISPとはInternet Service Provider(インターネットサービスプロバイダー)の略語で、日本語名でプロバイダーの事を表しています。光回線も携帯電話回線と同じように基地局を通じてインターネットサービスを提供しています。プロバイダーとはこの基地局を提供している業者の事を指します。

インターネットを利用するためには、アクセスポイント(基地局)を介してインターネット回線に接続する必要があります。そのアクセスポイントを提供しているのがプロバイダーです。

NTT公式の「プロバイダー(ISP)とは?」より
https://www.ntt.com/business/services/network/internet-connect/ocn-business/bocn/knowledge/archive_15.html

プロバイダーの有名どころは OCN,Nifty,GMO,BIGLOBE などがあります。

提供エリア

ドコモ光はフレッツ光の回線を利用して提供されているため、10Gbps光回線のフレッツ光版である「フレッツ光クロス」のエリアと全く同じエリアで使用できます。現在はまだ狭いですが今後広がっていく事が予想されますね。

提供エリア詳細
NTT東日本エリア
東京都23区の一部より順次拡大
(大田区・世田谷区・杉並区・練馬区・板橋区・足立区・葛飾区・江戸川区の一部から提供開始)
NTT西日本エリア大阪府大阪市
愛知県名古屋市

価格

初期費用

初期費用はドコモ光を新規契約の場合、契約事務手数料と工事費(派遣工事あり)で税別2万1000円となっています。

月額費用

月額費用は1100円の値上げですが、そこそこ安いのではないかと思います。

提供タイプ2年定期契約あり定期契約なし
10ギガ 単独タイプ5,900円7,400円
10ギガ タイプA6,300円7,800円
10ギガ タイプB6,500円8,000円

定期契約は2年の縛りがあります。解約金は以下の通りです。

定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は、自動更新となります。更新後を含む契約期間内で解約時(定期契約のない料金プランへの変更含む)には、13,000円の解約金がかかります。

ドコモ光 プレスリリースより  https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2020/03/09_00.html

提携プロバイダー(ISP)

かなりまだ少ないですね。我が家ではOCNを利用しているため、プロバイダーを変更しないと利用出来ません。

提供タイプ提携ISP
10ギガ タイプAドコモnet、plala、GMOとくとくBB、andline、hi-ho
10ギガ タイプBBB.excite、ASAHIネット

申し込み開始日と提供開始日

提供エリア申し込み開始日提供開始日
東京都23区の一部2020年3月23日(月曜) 2020年4月1日(水曜)
大阪府大阪市 2020年4月1日(水曜) 2020年4月13日(月曜)
愛知県名古屋市2020年5月11日(月曜)予定 2020年6月1日(月曜)予定

申し込み方法

申込み方法は以下の通りです。

  • ドコモショップ店頭での受付
  • インターネット受付 My docomo(新規・転用申込みのみ)
  • 電話受付
    ドコモの携帯電話からの場合 … (局番なしの)151
    一般電話などからの場合 … 0120-800-000

利用可能なオプションサービス

これらのオプションサービスが利用出来ます。ただし、かなりの方が利用されている「ドコモ光電話」が利用出来ません。知らずに契約すると「固定電話が使えない!」なんてなりかねないので注意してください。

オプションサービス月額費用(全て税抜)
10ギガ対応無線LANルーター500円
ひかりTV for docomo2500円
ドコモ光テレビオプション750円
スカパー(テレビオプション契約必須)390円(基本使用料)
あんしんパック ホーム880円

10ギガ対応無線LANルーター レンタルオプションについて

たとえこの10Gbpsのプランに変更しても、ルーターが遅ければ意味がありません。なのでドコモはルーターを貸してくれます。このルーターの仕様は以下の通りです。

  • 10GBASE-T対応
  • Wi-Fi6対応<Draft IEEE802.11ax対応>(最大通信速度上リ/下り2.4Gbps)

※憶測ですが、もしレンタルオプションのルーターが現状販売されている商品を利用するのであれば、バッファローのこのルーターだけが現状上記の仕様に当てはまっているので、このルーターが貸し出される気がしてます。

ドコモ光10Gbpsプランのメリット

速くなる!

理論値が10倍になるので速くなるのは当たり前ですよねw 

ですが、実際は今の実測値の10倍の速度が出るかと言うとそうではないと思われます。

そのあたりをきちんと理解してから申し込みましょう。

ほとんどのオプションサービスが使える

地味にありがたいのはこれ。我が家ではテレビオプションでテレビを見ているので必須項目ですね。ただし固定電話が使えないのですが…

ちゃんとドコモの料金が割引になる

まあドコモ光なので当たり前と言えば当たり前なのですが、きちんと割引きになります。今まで他社で契約しようとしたらドコモの割引きが適用されなくなるじゃんって思っていた方にもおすすめ出来ます。

ドコモ光10Gbpsプランのデメリット

提供エリアが狭い

まだサービス提供前なので仕方がないです。今後全国をカバーすると思われますので、エリア外の方は少し待ってみましょう。

2020年4月3日(金曜)現在

NTT東日本エリア大田区・世田谷区・杉並区・練馬区・板橋区・足立区・葛飾区・江戸川区・目黒区・中野区・品川区・狛江市・調布市・三鷹市の一部
NTT西日本エリア大阪府大阪市
愛知県名古屋市

プロバイダーがまだ少ない

これも仕方がないです。今後この回線が主流になっていくので全プロバイダーが対応するのも時間の問題でしょう(笑)。

ドコモ光電話が使えない

一番致命的なのがこれです。つまり、もし10Gbpsのプランにしてしまうと光回線での電話が使えなくなってしまいます。したがって、固定電話が無くなってしまうということです。ドコモ光を利用されている方は大半は固定電話を使われている方だと思うのでかなり残念ですね。

まとめ。どんな人におすすめ?

固定電話が要らないけど回線のスピードを速くしたくて、なおかつドコモの割引きを使いたい人。

はっきり言ってかなり限られますが、提供エリア内でこの条件に当てはまる方がいれば、かなりおすすめですね。

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