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初心者がセーリングについて知って欲しい事

ヨット
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「ヨットってカッコ良さそう!」

そう思ってヨットに興味をお持ちの方は少なからず居るのではないでしょうか?今回はセーリングを始めるにあたって知って欲しい事をお教えします。

セーリング競技についてはこちらをどうぞ💁‍♂️

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そもそもセーリングはお金がかかる

セーリングはとてもお金が掛かるスポーツです。

お金が掛かるものを見ていきます。

艇本体

一番お金が掛かるのは競技に使用する船そのものであり、小中学生が使う「OP級」という艇種は一艇フルセットで100万円を超えてしまいます。(あくまでも新品価格です)

これ自体は大した問題ではありません。大抵のヨットクラブやヨット部では既に使う艇があり、ほとんどの場合は無料で貸し出ししてくれます。

しかしクラブによっては無料で貸し出してくれる艇は古く、レースに出る場合は自艇を持ってください。みたいに依頼される事もあるみたいです。きちんと最初に自分の行くクラブの決まりを確認しましょう。

シート類(ロープ類)

地味にお金が掛かるのがこのシート類です。チームによってはみんなでお金を出す場合もありますが、個人で買う場合もあります。初心者からすれば、「何が違うんだ?」って話ですが(笑)耐久性や扱いやすさなどで色々あります。

基本的に1mの量り売りで、物によっては8mとか使う場合もあります。

ウェア

夏場は特に特別な服装は必要ではありません。ラッシュガードにレギンスなどの乾きやすいもの、マリンシューズ(小中学生なら使い終わった上履きでもOK)があれば完結します。

問題は冬場です。真冬の海は大抵の場合、体感温度が0度を下回ります。酷い場合は海面の方が暖かい為に、海面から温泉のように湯気が出る事も。その為きちんとした防寒対策が必要です。

最低限ウェットスーツは必須です。これは安いのを探せば1万円ぐらいでも存在します。初心者におすすめとされているドライスーツは8万円ほどもします。

ロープワークは覚えて損は無い

実生活にあるようでないロープを使った物ですが、突然急に役に立ったりします。

切れてしまった紐を結び直したり、自転車に物をくくりつけたり(あんまり無い?w)する時に役立ちます。

大会は遠征になりがち?

セーリングの競技人口は残念ながらそこまで多くはありません。よって大会は決まった場所に限られてしまいます。その為大会は泊まりがけの遠征になる事もしばしばです。

また遠征はとても大変です。なぜなら艇を運ぶ必要があるから。1人乗りの小さな船であればカートップに乗せて(車の上に積んで)運びます。

大きな2人乗りの艇であれば、みんなで大型トラックに依頼して大会開催地まで運んでもらいます。この場合はトラック代だけで●十万なんて普通です。大学生のヨット部ではみんなでバイトをしてトラック代をなんとか集めているとか?

とにかくお金がかかります…

孤独の中で戦う精神力を鍛えられる

セーリングとは一人(または一組)だけで1時間ほどのレースに臨みます。その際はレース関係者を除いた全ての人とコミュニケーションを取ることは出来ません。

レース中はたった一つのミスで順位を半分落とすなんて事もあります。それに打ち勝つ気持ちがないと上位に上がってくることはありません。

かなり頭を使う

最初は理解ができないでしょう。なぜこの人は速いのに自分は遅いのだろうと。

海上の状況は刻一刻と変化します。その情報を瞬時に感じ取り、それによって艇をコントロールする事が求められます。これが出来る様になるには早くても半年ほどは掛かるでしょう。

全ては天気に左右される

セーリングはアウトドアスポーツです。遠くで開催された大会が4日間があったにも関わらず、いざ参加したら3レースしか出来なかったなんて事もあります。(これって時間でいうとせいぜい4時間ですからねw)

数メートルの微風のコンディションが来たと思えば、次の日には30ノット越えの危険な状況になる事もあります。

上の精神力に関係ありますが、このような自分が不利なコンディションでも勝ち上がる事が必要になってきます。

意外と体重が重要だったりする

セーリング始めるなら痩せろとかそういう話ではありません。あくまでも艇種によって適正体重が変わってきますから。

ただ風が吹かなと軽い選手の方が速く、暴風が吹くと体重と筋肉がある選手が速かったりします。

沈は意外とすぐ慣れる

ヨットに乗り始めたら早めにわざと沈(ひっくり返って転覆する事)して起こす(元の走れる状態にする)練習をした方がいいです。一度経験しておけば落ち着いて行動できますから。

泳げなくても大丈夫です。なにせライフジャッケットを着ています。(きちんと装着できているか必ず出艇前に確認しましょう)

沈した時に一番大事なのは落ち着いて呼吸を出来るようにし、たとえ起こせなくても絶対に船から離れずに掴んでおく事です。

「ヨット何それ?かっこいい」ってなる(笑)

セーリングの知識が無い人からすれば”海で風を切っている”と考えると、とてもかっこよく見えますw 実際、

Hiro
Hiro

俺15mの風の中海に出たんだ〜

と言えば「えっ!」ってなります。(実際はそんなにすごくなかったりw)

いかがだったでしょうか?

みなさんもぜひ一度セーリングを体験してみてはいかがですか?

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